
憧れの二人は女王様と召使い?
第4章 告白
「割り勘じゃなくてもいいわけ?払うわよ」
店から出て歩きながら彼に話す
「いいって!こうゆうのデートみたいでしょ?なーんて自己満足してるし」
バカね…
ただの付き添いなのに
まあ自己満ならいっか
「あんたそーいやどこ住んでんの?移動手段は?」
「ちょっと遠くて電車移動だけど…」
「そ、じゃあ荷物ここでもういいよ私バスで帰るから」
「でもこの時間混まない?混まなくても多少は持って歩くわけだし」
「あのねぇ!優しさのつもりかもしんないけど家まで来られるも迷惑なのよ!
だから放っておいて」
「ごっ、ごめん!じゃあ…これ荷物」
私は荷物を渡された
おもっ……
ちょっとなんて言えないな。買いすぎだ。
こんなものよく持てたわね…
「じゃあ、帰り気を付けてね?麻理恵さん」
「う、うん……」
重すぎて返事するどころじゃないんですけど
慧人は私に背を向けて歩いた
あ…
「ちょっと!」
「え?…うぉと!!」
「それ、今日の報酬ね!」
私は彼にとあるものを投げつけ、それをあげた。
そして次に背を向けたのは私からだった
