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意地悪教師と高校生。

第2章 拘束




「…ッ!!!」


あたしは左足で思いっきり西野のことを蹴り飛ばした。




「ッて…」






「お前…こんなことしてバレないとでも思ってんのかよ!!」




「そうだね…。




バレないよ。




君が誰かに言わない限り。」





なんなんだよこいつ…

思いっきり蹴り飛ばしたはずなのに

よろめく程度で、
しかも余裕で話もできてる…





「あたしが言わないとでも思うか?」





「うーん。まあ、普通は言うよね。」








カシャ





「…は?」






「この写真、ばらまいて欲しくないなら、ってのだったら、どう?」


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