moonLight CAT❤︎
第1章 ぷろろーぐ
「・・・っ、く」
「みーな、みーなっ」
「っあ、ろーず?」
ざああああん。
波の音と、泣きそうなわたしのパートナーの声でわたしは目覚めた。そーいや、変な空間の捩れに引き込まれて、異世界に来たんだっけ・・・ぅー、頭いたい・・・吐きそう。
「よかった。みーな、平気?」
「あ、ティア・・・よかった。無事で・・・」
今、わたしたちがいる場所を確認する。砂浜。そして海。水平線が見えている。しかも、一通り見渡してみたけど、陸地が見えない。つまり、ここは孤島ってわけね。
髪の毛に着いた砂を払い、今度は陸地の方を見渡す。少し離れた高台には、見事なお城?が聳え立っていた。黒を基調とした不気味な城は、あからさまに嫌あな気配をまとっている。・・・できれば近づきたくない、奴らの気配に酷似していた。
とりあえずアレはスルー。他に見えるのは見るからに深そうな樹海。入ったら出るのは難しそうだ。
「みーな、みーなっ」
「っあ、ろーず?」
ざああああん。
波の音と、泣きそうなわたしのパートナーの声でわたしは目覚めた。そーいや、変な空間の捩れに引き込まれて、異世界に来たんだっけ・・・ぅー、頭いたい・・・吐きそう。
「よかった。みーな、平気?」
「あ、ティア・・・よかった。無事で・・・」
今、わたしたちがいる場所を確認する。砂浜。そして海。水平線が見えている。しかも、一通り見渡してみたけど、陸地が見えない。つまり、ここは孤島ってわけね。
髪の毛に着いた砂を払い、今度は陸地の方を見渡す。少し離れた高台には、見事なお城?が聳え立っていた。黒を基調とした不気味な城は、あからさまに嫌あな気配をまとっている。・・・できれば近づきたくない、奴らの気配に酷似していた。
とりあえずアレはスルー。他に見えるのは見るからに深そうな樹海。入ったら出るのは難しそうだ。