リモーネ
第4章 ツルバラ
くま助を通じて知り合った俺と凪は一瞬で意気投合し、熱い握手を交わしてそれぞれの教室へ帰った。
昼休みになって、いつもと同じく昼食のために学食へ行こうとすると、教室を出たところで名前を呼ばれた。
「セナー!」
声のした方を見ると廊下の向こうから小走りでこちらへやって来る凪がいた。
「凪!凪じゃないですか~!
どうしたんですか?」
歓喜のあまり俺と凪は軽くハイタッチをする。
「いや、セナとご飯でも食べながらくま助について語ろうかと!」
凪はその顔に見合った可愛らしい身ぶり手振りを加えながら話す。
「あぁ、いいですね!
お弁当ですか?学食ですか?」
「俺はお弁当!セナは?」
「俺、学食なんですよ。」
凪はお弁当袋を、俺は財布を掲げながら話す。
「おー。じゃあ、とりあえず学食までいこう。」
学食に行くといつも通り混んでいた。
「あー…そこ空いてる。
俺、席座っとくから買いに行ってきなよ。」
「ありがとうございます。凪。
俺ちょっと行ってきますね。」
俺はそのあと学食でカレーを勝って凪の元に戻り、色々な話をした。
凪は3年生で、水泳部。
俺が剣道部だと知ると、神崎先輩と同じクラスと言うことで盛り上がった。
神崎先輩と凪は中学の時からずっとクラスが同じだそうで、正反対そうな二人だがすごく仲が良いそうだ。
そんなことを話していると、昼休みの終わりの時間も近づき急いでそれぞれの教室へと帰った。
だが、俺はまだ知らない。
凪と楽しく昼休みを過ごしたことで、
部活の前にとんでもない恐怖が待っていることを…。
昼休みになって、いつもと同じく昼食のために学食へ行こうとすると、教室を出たところで名前を呼ばれた。
「セナー!」
声のした方を見ると廊下の向こうから小走りでこちらへやって来る凪がいた。
「凪!凪じゃないですか~!
どうしたんですか?」
歓喜のあまり俺と凪は軽くハイタッチをする。
「いや、セナとご飯でも食べながらくま助について語ろうかと!」
凪はその顔に見合った可愛らしい身ぶり手振りを加えながら話す。
「あぁ、いいですね!
お弁当ですか?学食ですか?」
「俺はお弁当!セナは?」
「俺、学食なんですよ。」
凪はお弁当袋を、俺は財布を掲げながら話す。
「おー。じゃあ、とりあえず学食までいこう。」
学食に行くといつも通り混んでいた。
「あー…そこ空いてる。
俺、席座っとくから買いに行ってきなよ。」
「ありがとうございます。凪。
俺ちょっと行ってきますね。」
俺はそのあと学食でカレーを勝って凪の元に戻り、色々な話をした。
凪は3年生で、水泳部。
俺が剣道部だと知ると、神崎先輩と同じクラスと言うことで盛り上がった。
神崎先輩と凪は中学の時からずっとクラスが同じだそうで、正反対そうな二人だがすごく仲が良いそうだ。
そんなことを話していると、昼休みの終わりの時間も近づき急いでそれぞれの教室へと帰った。
だが、俺はまだ知らない。
凪と楽しく昼休みを過ごしたことで、
部活の前にとんでもない恐怖が待っていることを…。