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近くで感じて

第1章 ❀新しい恋の始まり❀

こうして私は彼の車に乗った。とても高そうな車だった。



「なぁ」



「は、はい?」



「名前教えてよ」



「北見香奈です。。」



「香奈ね。俺は神谷璉よろしく」



なぜか私はドキドキしていたし、緊張してソワソワしていた。



彼のことを聞こうか迷っているうちに私のマンションについた。



「いろいろありがとうございました」


「別にいいよ。じゃあな」


そう言って彼は行ってしまった。なんだか寂しかった。


そして、私は気づいた。


優しい声、暖かくて大きくて、かっこ良くて、頼もしい。


そんな彼に私は恋していることを。


でも、その時の私は彼が何をやっている人なのか気づくことができなかった。


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