
神様の願い事
第7章 謎のオバケ
《sideM》
“翔さん、あの鏡から出てくる神様はリーダーだよ”
いや違うな。
“翔さん、あのお爺さん、実はリーダーなんだよ”
これも違うな。
翔「で、なに...?」
潤「あぁ、え~と...」
言いたい事も沢山あるし、聞きたい事も沢山あるけど。
何をどう話すのが正解なのかさっぱり分からない。
翔「お爺さんが、どうかした?」
潤「いやその」
翔さんは丸い目を向けて、話の続きを待っているし。
だけどやっぱ、言わない方がいいのかな。
ガチャ
和「おは...、っ痛...」
どうしたものかと困っていたところに救世主が。
これは助かった。
翔「おはよう」
雅「あ、おはよ。...ほら、掴まって」
ニノの隣にはいつもの如く相葉さんが一緒だ。
だけど今日は何か様子が違う。
潤「どうした?」
和「いえ、なんでも...」
相葉さんの手を振り払うニノは腰が引けてて。
前屈みで老人の様な歩き方をしていた。
雅「ゆっくりね」
和「だぁっもう、わかってるよそんな事っ」
相葉さんが心配そうに介助していると言うのにこの言い様。
なんだか少し可哀想だ。
ガチャ
智「おはよー」
和「おはよ...っ、いててて」
智「ん? どしたニノ」
和「や、ちょっと」
相葉さんをしっしっと追いやり、入って来たばかりのリーダーを自分の隣に促す。
智「え、やっちゃった?」
和「えっ」
雅「ややや、やったって何をっ」
智「や、だから腰」
雅「へっ?」
智「痛そうにしてるから、また腰やっちゃったのかなぁって…。違うの?」
腰に爆弾抱えてるからな。
ギックリとかじゃなきゃいいんだけど。
和「あ、まぁ、そんなとこ」
智「大丈夫? 気をつけろよ?」
和「うん、ありがと...」
ニノはリーダーに腰を摩ってもらって漸くツンツンした態度も治まった。
しかしそれにしたってどうして相葉さんもニノも顔を真っ赤にしているんだ。
潤「...だから何なの翔さん」
翔「へっ」
そして何故、翔さんまで真っ赤なんだ。
“翔さん、あの鏡から出てくる神様はリーダーだよ”
いや違うな。
“翔さん、あのお爺さん、実はリーダーなんだよ”
これも違うな。
翔「で、なに...?」
潤「あぁ、え~と...」
言いたい事も沢山あるし、聞きたい事も沢山あるけど。
何をどう話すのが正解なのかさっぱり分からない。
翔「お爺さんが、どうかした?」
潤「いやその」
翔さんは丸い目を向けて、話の続きを待っているし。
だけどやっぱ、言わない方がいいのかな。
ガチャ
和「おは...、っ痛...」
どうしたものかと困っていたところに救世主が。
これは助かった。
翔「おはよう」
雅「あ、おはよ。...ほら、掴まって」
ニノの隣にはいつもの如く相葉さんが一緒だ。
だけど今日は何か様子が違う。
潤「どうした?」
和「いえ、なんでも...」
相葉さんの手を振り払うニノは腰が引けてて。
前屈みで老人の様な歩き方をしていた。
雅「ゆっくりね」
和「だぁっもう、わかってるよそんな事っ」
相葉さんが心配そうに介助していると言うのにこの言い様。
なんだか少し可哀想だ。
ガチャ
智「おはよー」
和「おはよ...っ、いててて」
智「ん? どしたニノ」
和「や、ちょっと」
相葉さんをしっしっと追いやり、入って来たばかりのリーダーを自分の隣に促す。
智「え、やっちゃった?」
和「えっ」
雅「ややや、やったって何をっ」
智「や、だから腰」
雅「へっ?」
智「痛そうにしてるから、また腰やっちゃったのかなぁって…。違うの?」
腰に爆弾抱えてるからな。
ギックリとかじゃなきゃいいんだけど。
和「あ、まぁ、そんなとこ」
智「大丈夫? 気をつけろよ?」
和「うん、ありがと...」
ニノはリーダーに腰を摩ってもらって漸くツンツンした態度も治まった。
しかしそれにしたってどうして相葉さんもニノも顔を真っ赤にしているんだ。
潤「...だから何なの翔さん」
翔「へっ」
そして何故、翔さんまで真っ赤なんだ。
