神様の願い事
第1章 不思議な噂
《sideO》
潤「おはよ~」
松潤が楽屋にやって来た。
先に来ていたニノと翔くん、それに俺。
皆口々に挨拶を返す。
潤「相葉さんは?」
和「まだ来てないよ」
翔「珍しいよね、相葉くんが最後って」
そんな事を話していると、廊下から何やら大きな物音が聞こえる。
潤「ん?」
翔「誰かコケたんじゃね?」
ガチャ
雅「おはよ…」
翔「って相葉くんかよ! おはよ(笑)」
雅「ごめんね遅くなって」
潤「まだ全然大丈夫だよ」
和「ってかどうしたの? いつもの騒がしさが無いんだけど」
相葉ちゃんの様子が明らかにおかしい。
いつもの太陽の様な笑みが今日は無い。
潤「何かあった?」
雅「いや…、うん…」
どうしたんだろう。
落ち込んでいる様子では無いが、心ここに在らずと言った感じだ。
和「どうしたのよ。気になる事でもあるの?」
いつも相葉ちゃんを小バカにしてからかっているニノですらも心配そうに顔を覗いている。
雅「いや、あのね…」
潤「うん」
息を吸い込んだ相葉ちゃんがふうっと小さく息を吐く。
雅「や、でも、やっぱいいや」
翔「はっ? 気になるでしょそんなの」
和「言いなよ。ちゃんと聞くから」
もう一度息を吸う。そして今度は大きな息を吐いた。
雅「笑わない?」
潤「うん」
雅「絶対?」
和「うん」
雅「じゃあ、言うよ…?」
随分と勿体付けた相葉ちゃんは、ゆっくりと瞬きをすると、決心したかの様に目を開けた。
雅「神様って、信じる?」
あ?
潤「…え?」
翔「今、なんて?」
和「ごめん相葉さん、もっかい」
ニノが眉を下げながら人差し指を上げる。
雅「だから、神様っていると思う?」
和「は…?」
皆が一斉にきょとんとした。
その中で相葉ちゃんの顔だけが、至って大真面目だ。
俺はと言えば、言葉も発さずにその様子を傍観していた。
潤「おはよ~」
松潤が楽屋にやって来た。
先に来ていたニノと翔くん、それに俺。
皆口々に挨拶を返す。
潤「相葉さんは?」
和「まだ来てないよ」
翔「珍しいよね、相葉くんが最後って」
そんな事を話していると、廊下から何やら大きな物音が聞こえる。
潤「ん?」
翔「誰かコケたんじゃね?」
ガチャ
雅「おはよ…」
翔「って相葉くんかよ! おはよ(笑)」
雅「ごめんね遅くなって」
潤「まだ全然大丈夫だよ」
和「ってかどうしたの? いつもの騒がしさが無いんだけど」
相葉ちゃんの様子が明らかにおかしい。
いつもの太陽の様な笑みが今日は無い。
潤「何かあった?」
雅「いや…、うん…」
どうしたんだろう。
落ち込んでいる様子では無いが、心ここに在らずと言った感じだ。
和「どうしたのよ。気になる事でもあるの?」
いつも相葉ちゃんを小バカにしてからかっているニノですらも心配そうに顔を覗いている。
雅「いや、あのね…」
潤「うん」
息を吸い込んだ相葉ちゃんがふうっと小さく息を吐く。
雅「や、でも、やっぱいいや」
翔「はっ? 気になるでしょそんなの」
和「言いなよ。ちゃんと聞くから」
もう一度息を吸う。そして今度は大きな息を吐いた。
雅「笑わない?」
潤「うん」
雅「絶対?」
和「うん」
雅「じゃあ、言うよ…?」
随分と勿体付けた相葉ちゃんは、ゆっくりと瞬きをすると、決心したかの様に目を開けた。
雅「神様って、信じる?」
あ?
潤「…え?」
翔「今、なんて?」
和「ごめん相葉さん、もっかい」
ニノが眉を下げながら人差し指を上げる。
雅「だから、神様っていると思う?」
和「は…?」
皆が一斉にきょとんとした。
その中で相葉ちゃんの顔だけが、至って大真面目だ。
俺はと言えば、言葉も発さずにその様子を傍観していた。