無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

潤「え、そうなの？」

雅「なぁるほどねぇ…」

和「だから痛くなかったんだ」


恥をしのんで俺は自分の致した事を話した。


雅「でも、男同士のカップルってそういう人もいるらしいよ？」

潤「そうなの？」

雅「うん。最後まではしない人もいるって。ネットで見た」

和「なかなか勇気いるからな、アレ…」


俺の無知を晒すと、皆は“そういう事だったのか”と納得した。


翔「で、最後とはどういう…」


君たちは分かって話しているのだろうが、俺にその話は通じてない。


雅「あ、そっか。知らないんだよね？」


だからここは教えを乞う事にしよう。


和「ちょ、話すの？」

潤「だって知らないんだよ？ 教えてあげないと」


俺はすっかりおバカ扱いだ。


和「だって相葉さんが言うんでしょ？ なんか恥ずい…」

雅「そりゃだって、実体験を交えて話さないとリアリティ無いし」


そんなに恥ずかしい事なのか。
まぁそりゃそうか、sexだしな。
しかしさっきから恥ずかしがっているのはニノだけで、相葉くんは実に堂々としている。


雅「あ、じゃあアレにしよう」

潤「アレ？」

雅「俺がお勉強したサイト♪」

和「まぁそれなら…」


という事で、相葉くんを先生にした俺のお勉強会が始まったんだ。






潤「うわうわうわ。すげぇな」

雅「でしょ？」


俺はともかく。なんで松潤まで興味深々なんだ。


潤「あ～解すって、なるほどそういう事か」


そのサイトには文字が並んでおり、別にヘンな動画があるとかそういう訳じゃない。
只、ごくごく丁寧に説明がなされ、その下に説明を補足する為の絵が描かれていた。


潤「凄く丁寧にしなきゃいけないんだね」

雅「デリケートだからね」


ニノはというと、知らんぷりをしているかのように見えて相葉くんの陰からこっそり画面を見ているし。


潤「する方はいいけどさ、受け身の方ってどうなの？」

和「え？」


急に話を振られてニノの声が少し裏返った。


潤「だって男の性感帯って…」


おお、そこは大事なところだ。

これはたぶん俺の為に開かれている勉強会なんだろうが、俺が口を開かなくても松潤がどんどん疑問を解消していってくれる。


なんでオマエもいるんだと一瞬思った事は、そっと忘れてしまおう。