
神様の願い事
第11章 オトコの役割
《sideO》
うん。今日も相変わらずだ。
智「すっかり自分の事忘れてんじゃん」
翔「なんか、智くんの準備が出来たら満足しちゃったんだよなぁ(笑)」
ふふっと笑う翔くんは可愛い。
俺の事に集中しすぎて自分の事を忘れちゃんだぞ。
それを可愛いと思わずして何と思うのか。
智「翔くん今日は、これで終わり?」
翔「うん。貴方もでしょ?」
智「うん」
翔「じゃあ、晩メシ一緒にどう?」
智「ん」
どう? とか言っても翔くんが作ってくれる訳ではないけど。
それでも、ちゃんと俺を誘ったりするとことか。
翔「どうしよっか… ウチで、まったり飯でもする?」
こういうとこは、凄いなと思う。
だってさっき、俺を見ただけで顔を赤くして、ぽーっとしてたのに。
横目で、ちらりと俺を見て言うんだから。
智「ん、それでいいよ」
すると俺は恥ずかしくなって、言葉短に答えてしまう。
翔「わ、興味無さそう」
智「んな訳無いでしょ(笑)」
俺だって平気な訳じゃ無いんだ。
やっぱり昨晩の記憶がチラチラと脳裏を過ぎるし。
智「タコの切り方、教えてあげるよ」
だからわざとなんでもないフリをしてるだけ。
照れてる事がバレてしまったら、きっと恥ずかしくてたまんないから。
翔「え~、触れるかな」
智「え、そこからなの?(笑)」
よかった。尻尾も出なくなって。
今出たら、きっとピンと立ってしまって嬉しい事もまるわかりだ。
智「ふふ、楽しみだな…」
翔「え?」
智「あ、タコ、切れるかなって」
翔「ああ(笑)」
やべ。尻尾が出てないと安心したら、うっかり口が滑ってしまった。
なんだかヤバいな今日の俺。
心なしか、いつもよりもっと翔くんは可愛く見えるし低い声は脳に染み渡る。
やっぱり完全には猫が抜けていないのか、翔くんがまるでマタタビのように見えるんだ。
翔「ん? どうかした?」
智「あ、や、べつに」
今度は俺が見とれてた。
なんというか、翔くんが醸し出す心地好い雰囲気に見とれていた。
翔「ふうん?」
ああ早く、仕事終わんねえかな。
うん。今日も相変わらずだ。
智「すっかり自分の事忘れてんじゃん」
翔「なんか、智くんの準備が出来たら満足しちゃったんだよなぁ(笑)」
ふふっと笑う翔くんは可愛い。
俺の事に集中しすぎて自分の事を忘れちゃんだぞ。
それを可愛いと思わずして何と思うのか。
智「翔くん今日は、これで終わり?」
翔「うん。貴方もでしょ?」
智「うん」
翔「じゃあ、晩メシ一緒にどう?」
智「ん」
どう? とか言っても翔くんが作ってくれる訳ではないけど。
それでも、ちゃんと俺を誘ったりするとことか。
翔「どうしよっか… ウチで、まったり飯でもする?」
こういうとこは、凄いなと思う。
だってさっき、俺を見ただけで顔を赤くして、ぽーっとしてたのに。
横目で、ちらりと俺を見て言うんだから。
智「ん、それでいいよ」
すると俺は恥ずかしくなって、言葉短に答えてしまう。
翔「わ、興味無さそう」
智「んな訳無いでしょ(笑)」
俺だって平気な訳じゃ無いんだ。
やっぱり昨晩の記憶がチラチラと脳裏を過ぎるし。
智「タコの切り方、教えてあげるよ」
だからわざとなんでもないフリをしてるだけ。
照れてる事がバレてしまったら、きっと恥ずかしくてたまんないから。
翔「え~、触れるかな」
智「え、そこからなの?(笑)」
よかった。尻尾も出なくなって。
今出たら、きっとピンと立ってしまって嬉しい事もまるわかりだ。
智「ふふ、楽しみだな…」
翔「え?」
智「あ、タコ、切れるかなって」
翔「ああ(笑)」
やべ。尻尾が出てないと安心したら、うっかり口が滑ってしまった。
なんだかヤバいな今日の俺。
心なしか、いつもよりもっと翔くんは可愛く見えるし低い声は脳に染み渡る。
やっぱり完全には猫が抜けていないのか、翔くんがまるでマタタビのように見えるんだ。
翔「ん? どうかした?」
智「あ、や、べつに」
今度は俺が見とれてた。
なんというか、翔くんが醸し出す心地好い雰囲気に見とれていた。
翔「ふうん?」
ああ早く、仕事終わんねえかな。
