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腹黒ドS王子の愛する人2

第3章 亀裂

ただ水を飲ませてるだけなのに.....







色っぽいオリバーさんの声と、凛々しい秋夜の横顔を見てるとなんだかセックスしてるみたいで俺は嫉妬心でどうにかなってしまいそうだった。







俺がそんな風に二人のことを見てるうちに秋夜はオリバーさんに自分の服をきせ着替えさせるとそのまま寝息を立て始めたオリバーさんに布団を掛け直して俺とともに寝室を出た。







「悪かったな葵。」


「いや....別に。」




俺に背中を向けてネクタイを外しながら、今日の会食のことを秋夜は楽しそうに話す。






「オリバーの勢いがすごくてな。途中からやめろって言ったんだが.....」








嫌だ、ききたくない。







「あいつは加減を知らねーんだよな。」







俺のわがままだけど、もっと......









「ほんとオリバーって....「.....聞きたくない。」






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