幼馴染みと俺
第2章 これが日常
俺達の通う高校は地元から近く、電車で2駅先のところだ。
毎朝こうして集まっては6人で電車に乗るわけだが…
…相変わらず女子の視線がいてぇ…
俺の口から言うのもなんだけど、俺の幼馴染みたちはいわゆるイケメン揃いだ。
イケメンが集まれば自然と視線も集まるわけで…
女「あの6人本当仲いいよねー!しかもイケメン揃い…朝から目の保養〜」
女「あの目つきの悪い人と黒髪の子距離近すぎない?もしかして付き合ってたりして…キャ-!!///」
郁斗と圭気をつけろ。お前ら世に言う腐女子に目つけられてんぞ
龍「愁、顔色良くないけど大丈夫か?」
そう言って俺の顔を覗き込んでくる
やめろ今そんなことしたら勘違いされ…
女「キャ-!!くせっ毛の人と赤茶の髪の人今キスしなかった?!したよね?!写真撮りたかったー!」
まてよ思った以上に酷い勘違いだな?!
つーか写真って何?!撮ってどうすんの?!
愁「だから離れろって!しっしっ」
龍「なんか俺に対して冷たくないか?!」
愁「あー気のせい気のせい」
湊「二人とも仲がいいのはいいけど降りそびれないようにね。近いんだから」
愁「仲良くない!」
圭「愁うるさい」
うっ……くっそおおおおおお!!!!