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思春期なのです。

第4章 朝ですよー

そろそろ起きて準備しなきゃ…今日は水曜だから学校の日だ。

制服を取りに一端家に帰らないと。その前にお風呂入りたいな。

さて、どうやってこの巨体から抜け出そう。

「愁~。愁さーん?朝ですよー」

そう声をかけるも返事はなし。

「あなたも学校でしょ?遅刻だよー」

「う~ん…」

ちょっと身をよじったけどまた寝やがった。
時間がどんどん過ぎていく。

仕方ない。幸い首から上は動くから頭突きで起こそう。

ゴンッ!

「いて…」

「起きた?おはよー そして離して」

「……この石頭が」

「うるさいわ」

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