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思春期なのです。

第5章 学校

全問解き終えたと同時に正午を知らせる鐘が鳴った。学習時間は10時から12時。でも学校が閉まる4時までならまだいてもいいことになっている。

さて、あたしはどうしよう。普段バイトばっかだから、今のうちにやれるだけやっておくのもいいかな。

美羽はどうするんだろう。
となりに目を向けると、美羽はすでに教科書を鞄にしまっていた。帰る気満々だ。

「亜紀、お昼食べに行こ!」

「うん」

お腹すいたし、ここまでにしておこう。

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