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思春期なのです。

第5章 学校

なんかすごい違和感というか、嫌な気持ちが押し寄せてきて…。

それは見事に的中したのだった。

「ねえねえ、君名前は何て言うの?」

いきなり話しかけられた。紺色の体操服の、明るい髪色の男の子。もちろん面識なんてない。

「えっと…」

人と接することに慣れていない、俗に言うコミュ障なのでどう対応したらいいのか分からない。
それに追い討ちをかけるように続々と男の子がよってくる。

「どこの学校の子?」
「何年生?」
「彼氏とかいるの?」

一斉に囲まれて、逃げ場がなくなってしまった。

やめて…怖いよ…。

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