
なぜ?
第14章 訪問者
「この前さ、ジュノからビデオ通話で電話があったんだよ。ジュノさ、映ってないと思ってたみたいだけど、後ろに裸で縛られてる名津子がいたんだよ。」
「はっ!?」
「しかもバイブか何か刺されてた。まあさ、わからなくもないよ。あの体で甘えられたらさ~。」
「見たのか?」
「何を?」
「名津子の裸。」
「見たから言ってんじゃん!」
俺は目眩がしてきた。どうしてうちの弟たちは揃いも揃って…
「それからさ、名津子、ハングルわかるよ。」
「はぁっ!?」
「この前電話で喋ってて、日本語がわからなかったら、ハングルで説明してくれたもん。よく短期間で話せるようになるよね~。」
「…」
「もしもしヒョン、どうしたの?」
「…何でもない。」
俺は電話を切って愕然とした。
あの下ネタ満載の会話がわかってた。
自分のことを淫乱まで言われてるのに、平然と飯食ってたよな…
俺は名津子の笑顔がすっごく怖く思えた。
「はっ!?」
「しかもバイブか何か刺されてた。まあさ、わからなくもないよ。あの体で甘えられたらさ~。」
「見たのか?」
「何を?」
「名津子の裸。」
「見たから言ってんじゃん!」
俺は目眩がしてきた。どうしてうちの弟たちは揃いも揃って…
「それからさ、名津子、ハングルわかるよ。」
「はぁっ!?」
「この前電話で喋ってて、日本語がわからなかったら、ハングルで説明してくれたもん。よく短期間で話せるようになるよね~。」
「…」
「もしもしヒョン、どうしたの?」
「…何でもない。」
俺は電話を切って愕然とした。
あの下ネタ満載の会話がわかってた。
自分のことを淫乱まで言われてるのに、平然と飯食ってたよな…
俺は名津子の笑顔がすっごく怖く思えた。
