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ステージが終わり、俺はおかしくて死にそうだった。

「テギョンさん、イタズラにも程がありますよ。ジュノさん怒ってましたよ。」
「ええっ？いいのいいの。ちょっとは自分の普段の行いに気づいた方がいいんだよ。」
「私の身にもなって下さい。ドキドキして、心臓がもちません！」
「え？何？俺にドキドキすんの？」
「そりゃあ…」

なんだ名津子、そういうことは早く言えよ。
俺だって…


「名津子さん？」
声のする方に顔を向けると、２０歳ぐらいの２人の女の子が立っていた。
「やっぱり名津子さんだ！どうしたんですか？こんなとこにいるなんて！」
「愛ちゃん！若葉ちゃん！久しぶり！元気だった？」
「はい！名津子さんも元気そうで、良かった！」
名津子は偶然の再会を喜んでいた。

「あっ、テギョンさん。同じ乗馬倶楽部だった愛ちゃんと若葉ちゃん。えっと…」
「知ってますよ！オクテギョンさんですよね？うれしい！初めてこんなに近くで見れました！」
「っていうか名津子さん、何でオクテギョンさんと一緒にいるんですか！？」
「えっ…と、それは…」
名津子が目で俺に助けを求めた。ハッキリ言えよ。一緒に住んでるって。
まあ、言える訳ないか…

「仕事の関係で一緒に来たんです。」
俺は極上の笑顔と一緒に言った。
「へぇ～そうなんですか。ねえねえ名津子さん！明日って…」

おいおい、そこのお嬢ちゃんたち。俺の笑顔をスルーするってどうなんだ？
ファンだよな？ここにいるってことは？なのに、スルー？あり得ね～！
名津子、オマエの友達、頭おかしいぞ！