
なぜ?
第15章 訪問者2
それから疲れていた俺たちは名津子に運転を任せ、眠ってしまい、気がついたら、ガレージに駐車されたとこだった。
「着きましたよ!起きてください!」
名津子に起こされ、寝起きのボーッとした頭で家に入った。
それぞれ部屋に分かれて行くなか、名津子の部屋に入ろうとするジュノ。
「オマエの部屋はそこじゃねえ!隣だ!」
ジュノの首根っこを捕まえ、廊下に引き戻す。
「え~っ!マジで!冗談じゃなくて?」
「罰だって言ったよな?」
「名津子は俺がいないと淋しくて寝れないって!」
そのとき俺たちの足元を天敵がすり抜け名津子の部屋に入っていった。
バタン。無情にもドアは閉まった。
「名津子は猫と寝るから平気だ。」
「俺が平気じゃない!」
「だから罰なんだよ。」
不貞腐れるジュノ。可愛い顔して口を尖らせても、何も出ないぞ。
「そうだジュノ!俺な買い物行ったときにいいもん買っといたんだ!」
「何々?」
目を輝かせてミンジュンの手を見れば、番号式の錠前。
「何これ?これのどこがいいもんなの?」
「これをオマエの部屋の外に付ければ、明日までは密室。誰も入って来れない!」
「はっ!?っていうか、出れないじゃん!」
「トイレもシャワーも部屋にあるんだ、平気だろ?それに、出れないとなったら、名津子の部屋に行くこともできないから、寝るしかない!」
「っていうか、ムラムラして余計に寝れない!」
ジュノは駄々をコネだした。
「あのなジュノ。俺は怒ってんだ。素直に罪に服しろ。」
「じゃあなジュノ。もしもの時は電話しろ。」
俺とミンジュンはジュノを部屋に押し込め、鍵を取り付けると部屋に戻った。
もう!悔しい!寝るっ!
「着きましたよ!起きてください!」
名津子に起こされ、寝起きのボーッとした頭で家に入った。
それぞれ部屋に分かれて行くなか、名津子の部屋に入ろうとするジュノ。
「オマエの部屋はそこじゃねえ!隣だ!」
ジュノの首根っこを捕まえ、廊下に引き戻す。
「え~っ!マジで!冗談じゃなくて?」
「罰だって言ったよな?」
「名津子は俺がいないと淋しくて寝れないって!」
そのとき俺たちの足元を天敵がすり抜け名津子の部屋に入っていった。
バタン。無情にもドアは閉まった。
「名津子は猫と寝るから平気だ。」
「俺が平気じゃない!」
「だから罰なんだよ。」
不貞腐れるジュノ。可愛い顔して口を尖らせても、何も出ないぞ。
「そうだジュノ!俺な買い物行ったときにいいもん買っといたんだ!」
「何々?」
目を輝かせてミンジュンの手を見れば、番号式の錠前。
「何これ?これのどこがいいもんなの?」
「これをオマエの部屋の外に付ければ、明日までは密室。誰も入って来れない!」
「はっ!?っていうか、出れないじゃん!」
「トイレもシャワーも部屋にあるんだ、平気だろ?それに、出れないとなったら、名津子の部屋に行くこともできないから、寝るしかない!」
「っていうか、ムラムラして余計に寝れない!」
ジュノは駄々をコネだした。
「あのなジュノ。俺は怒ってんだ。素直に罪に服しろ。」
「じゃあなジュノ。もしもの時は電話しろ。」
俺とミンジュンはジュノを部屋に押し込め、鍵を取り付けると部屋に戻った。
もう!悔しい!寝るっ!
