
なぜ?
第18章 二人の時間2
ソウルに戻り、ジュノ以外のメンバーとマネージャーに、日本での出来事を報告する。
「で、ジュノは名津子のケアをしてるってこと?」
「ああ。ジュノが日本にいる間に、名津子の精神状態が落ち着けばいいんだが…」
「名津子、大丈夫かな?」
「とりあえずジュノに連絡してみるか?」
「そうだな。」
俺は、ジュノにビデオ通話で電話をかけた。
rurururururu…
電話が鳴ってる。私はバイブから与えられる快感に必死に耐えていた。だから、自分の伸ばした足の指先が、通話ボタンをおしたなんて、まったく気づかなかった。
「あっ!ジュノ?」
俺は、画面に映った映像が一瞬何なのか理解するまでに時間がかかった。
えっ?これって?
俺はアダルトサイトにでも電話をかけてしまったのかと思ったが、確かに登録されているジュノの電話番号にかけた。
固まっている俺を見て、ウヨンが近づいてきて、画面を覗き込む。
「ヒョン、どうしたの?」
そして画面を見てフリーズする。
俺たちの只ならぬ状況を見て、よほどの緊急事態なのではと心配したメンバーが近づいてくる。
「どうした?」
「何でもない!」
俺は反射的にスマホを隠したんだが、あっさりとチャンソンに取り上げられた。
「えっ!?何これ!」
「どうした?」
ついに、その場の全員が知ることになった。
「これって、名津子?だよね?」
「犯人はジュノ?だよね?」
俺たちは視線を外しながら、無言だ。
その無言の気まずい空間を、名津子の鼻にかかった甘い喘ぎ声が響く。
とりあえず、通話終了ボタンをおす。
「で、ジュノは名津子のケアをしてるってこと?」
「ああ。ジュノが日本にいる間に、名津子の精神状態が落ち着けばいいんだが…」
「名津子、大丈夫かな?」
「とりあえずジュノに連絡してみるか?」
「そうだな。」
俺は、ジュノにビデオ通話で電話をかけた。
rurururururu…
電話が鳴ってる。私はバイブから与えられる快感に必死に耐えていた。だから、自分の伸ばした足の指先が、通話ボタンをおしたなんて、まったく気づかなかった。
「あっ!ジュノ?」
俺は、画面に映った映像が一瞬何なのか理解するまでに時間がかかった。
えっ?これって?
俺はアダルトサイトにでも電話をかけてしまったのかと思ったが、確かに登録されているジュノの電話番号にかけた。
固まっている俺を見て、ウヨンが近づいてきて、画面を覗き込む。
「ヒョン、どうしたの?」
そして画面を見てフリーズする。
俺たちの只ならぬ状況を見て、よほどの緊急事態なのではと心配したメンバーが近づいてくる。
「どうした?」
「何でもない!」
俺は反射的にスマホを隠したんだが、あっさりとチャンソンに取り上げられた。
「えっ!?何これ!」
「どうした?」
ついに、その場の全員が知ることになった。
「これって、名津子?だよね?」
「犯人はジュノ?だよね?」
俺たちは視線を外しながら、無言だ。
その無言の気まずい空間を、名津子の鼻にかかった甘い喘ぎ声が響く。
とりあえず、通話終了ボタンをおす。
