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なぜ?

第18章 二人の時間2

名津子をソファに座らせ、お粥のお椀とスプーンを持たせる。
「いいな。俺が何を言っても、黙ってろよ。まあ、ハングルだから、わかんないだろうけど。」
「うん。わかった。」

俺は、名津子の頭を撫でて、テクヒョンにビデオ通話で電話をかけた。


rururururu…

「もしもし。」
「もしもしテクヒョン?俺。電話くれた?」
「変態。鬼畜。最低。」
「ちょっと随分な言いぐさじゃない?」

「あのなジュノ。オマエは名津子に何をしてんだ?」
「何って?」
「バイブを挿して放置なんて、酷すぎやしないか?」

来た来た…俺は、さっき思い付いた悪知恵を出す。
「名津子、クスリが残ってて、性欲が収まんないんだよ。俺がずっと相手してたら、名津子の体を壊すだろ?」

よし!俺、最高!

「今日だけじゃないよ~。この前ジュノが電話してきたとき、名津子、縛られて、バイブ挿されてた。」
おい!ウヨン!何で知ってんだ?っていうか、今言うな!

「おい変態。ホントにクスリのせいか?オマエの性癖じゃないのか?洗脳したんだろ?」
「名津子は元々そういうプレイ好きなんだって!バイブも持ってるし!」
「ほ~。あっジュノ。名津子、ハングル話せるぞ。良かったな~。語学に堪能な彼女で。」
「えっ?」
静かにお粥を食べてる名津子と目が合う。
ニッコリ笑う名津子、超こえ~~~~~!


「あっ、マネージャーが話があるって。」
「ジュノ、子供がほしくて中出ししてるそうだな。帰ってきたら、ゆっくりとお話しような。」

怖~~~~~!助けて~~~~~!!


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