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なぜ?

第19章 別れの時

俺は名津子と自分にシャワーをかけて、浴室から出る。
バスタオルを持ち、後から着いてきた名津子を包んでやる。

ポスっと俺の胸に飛び込んできて、そのままおとなしく俺に体を拭かれていた。
ボーッとしていて、目が虚ろだ。
「大丈夫?」
「うん。」

俺は名津子を拭きあげ、自分の体の水分を拭うと、名津子を抱き上げて部屋に戻った。
ベットに寝かせ、クリップを外すと、キレイなウェーブが胸を覆った。

「ジュノ…もうすぐ帰っちゃうんだよね…」
「うん。休みが取れたら、帰ってくるから。」
「…ん。いい子にして待ってるから、忘れずに帰って来てね。」
「忘れないよ…」

名津子は、俺の腰に腕を廻すと、膝に頭を載せた。名津子の目の前に、俺の股間がある。こうして見られると恥ずかしい。名津子がいつも恥ずかしいって言うのがわかった気がする。

名津子は、俺の太股に頬擦りすると、舌を出しペロペロと舐め始めた。
腰に廻した手は、脇腹を触るか触らないかの感触で動いてる。
うっ…ムズムズする。
名津子の手を止めさせようと手を伸ばしたとき、脇腹をさ迷っていた手は、
俺の割れた腹筋に移った。
腹筋の筋を辿るように指先が動く。
名津子の舌は、舐めながらどんどん股間に近づいてくる。

もうちょっとだ!と思ったのも束の間、名津子の舌は腹筋に移った。
焦らされた…
俺は名津子の頭に手を添えて、ベットに寝そべった。
顔の横にはちょうど名津子の無毛の股間。ハッキリと見える割れ目が、俺が拭き忘れたかと思うほど濡れていた。

腹筋を舐めていた舌は、名津子が大好きだという腸腰筋に移る。
嬉しそうに舌を這わせ、手で撫でまくる。

そんなに好きか?俺はさっさとその下に移ってほしいんだが…

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