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なぜ?

第7章 始まり

「名津子、起きて。」
顔を上げ耳元で囁きながら耳朶を舐めると、名津子は仰向けになった。

チュッ チュッ

リップ音を立てながら半開きの唇を甘噛みするように啄めば、
くるりと背中を向けた。

淋しい。何か背中向けられるのって、イヤだな…


俺は名津子が起きるように大きめのリップ音を響かせながら、
耳朶や首筋を攻めていた。

「んん…ジュノ?」
「名津子、起きた?」
「ん…んん…」

背中から手を回し胸を掴めば、予想以上の大きな胸。
俺のデカイ手でも溢れる程の大きさ。

「名津子、胸のサイズ何?」
「んん…F…」
うぉ!マジかよ!ヤバイ!

そのまま俺は身体中を撫で回し、キスを繰り返した。
名津子からは絶え間なく吐息が漏れる。
「名津子、いつも裸で寝てんのか?」
「ち…ちがう、」
「じゃあ何で?俺が来るの待ってたの?」
「ん…んん!」

内腿を膝から付け根にかけて焦らすように撫でると、
名津子は潤んだ目で俺を見つめてきた、

「何?ほしいの?」
「ん。ジュノがほしい。」
「まだダーメ。もうちょっと待って。」


クチュ…
下着の隙間から手を差し入れ、名津子の蜜をすくってやる。
「すっごい濡れてるけど…」
「いやっ。」

俺はその蜜をすぐ上にある敏感な突起へと塗りつけた。
「やっ、ジュノ…ダメ…」
ガクガクしながら吐息混じりに言われても、煽ってるとしか思えない。



名津子の下着に手をかけた瞬間、俺は視線を感じた。
視線のする方を見れば、無数の猫の目。

怖っっ。
このままやったら、俺、殺される。

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