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なぜ?

第8章 秘密

「アーハッハッハッハ!!」
「おかしい。おかしすぎる!死ぬ!苦しいっ!」
「ジュノ!毎朝話題に事欠かないな!おかげで退屈しなくてすむよ!」
「それでジュノのプリケツは大丈夫なのか?」
「触んなよ!撫でられただけだよ!」

今日も俺はメンバーたちに取り調べられ、昨日のことを白状した。

「昨日、ソファーで寝てたから、何かあったんだと思ってたけど、ジョディと浮気とか…あり得ねえ!」
「浮気じゃない!襲われたんだ!」

あの後、俺は名津子と部屋に戻った。
無言で歩く名津子の3歩後ろを、俺も無言で歩いた。

そして、目の前でドアは閉まり、鍵がかけられた。

「名津子っ、名津子っ。」
呼んでも返事はまったくなく、静かなままだ。仕方なく俺はリビングのソファーで寝た。

「しかもさ、猫に添い寝されてんだぜ。あの天敵のデカイ猫に。」
「ジュノ、猫に同情されてんのか?」
「知らないよ。勝手に来たんだよ!」

「ジュノ、今度名津子に追い出されたら、僕の部屋においでよ。」
「クンヒョン…」
オマエら、ちょっとはクンヒョンみたいに優しい言葉がかけられないのか?


「でもね、ゲイはお断りだよ。」

だから、ちがうってば!

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