異世界での出来事
第4章 VS 魔物
しばらく森を眺めていたが、気のせい?で済ませてしまった。
首都へと続く街道を見つめながら、耳は遠見櫓に集中しているが、離れすぎていて聞こえない。
そこへ、森から次々と魔物が飛び出してきた。
身構える龍之介。
木の棒(棍棒)を入口に立て掛け、右手にワルサー、左手にコルトを持ち構える。
それを遠見櫓で見ていた二人が笑いだした。
魔法を使うなら杖。攻撃なら剣を持つのに、二人から見た龍之介は丸腰同然だった。
「魔物を殺した者が魔石を持つ権利があるんだぞ!」遠見櫓から聞こえてきた。
笑い声と共に。
協力しようとしないリーダーとエミリ。
仲間を呼ぶわけでなく、戦う訳でもない。
罠に気づいたときは、大群の魔物の群れ。
ワルサーを撃つ。
鳥や兎とは訳が違う。
ちょっとの魔力弾ではびくともしない。
羽の生えたやつから、緑色の魔獸までおり、数もバラバラ。
同じ魔獸でも色が違う魔獸までいる。
魔力を少し多く充電し撃つ。
弾け飛んで散り、魔石が地面に落ちる。
次から次に湧いてくる魔獸。キリがない。
遠見櫓の二人も、唖然としているようだ。
魔石が山になる。
赤色の熊みたいな魔獸が倒れない。
あとのザコを片付けて、熊に集中するが倒れない。
もう、百発以上は撃っているが倒れるどころか、元気に向かってくる。
遠見櫓から矢が一本飛んできた。
熊に刺さらず、当たって落ちる。
熊は怒って、遠見櫓に向かう。
リーダーの方に行ったから、龍之介は攻撃を止めた。
見物することにしたのである。
遠見櫓の下で赤色の熊が壁を叩いた。
壁が壁になっていない。
崩れ落ちる壁。
当然、その上に設置してある遠見櫓も崩壊した。
一緒になって落下してくる二人。
「危ない!」
咄嗟に、落下してくるエミリを受け止める。
惚れた弱味。エミリを抱き抱えるが衝撃のあまりに転がる。
赤色の熊から少し離れ、エミリを壁に凭れかけさせ落ち着かせる。
赤色の熊を見ると、青年リーダを爪で引っ掻き、踏みつけていた。
コルトをフル充電し、赤色の熊目掛けて狙い撃つ。
首都へと続く街道を見つめながら、耳は遠見櫓に集中しているが、離れすぎていて聞こえない。
そこへ、森から次々と魔物が飛び出してきた。
身構える龍之介。
木の棒(棍棒)を入口に立て掛け、右手にワルサー、左手にコルトを持ち構える。
それを遠見櫓で見ていた二人が笑いだした。
魔法を使うなら杖。攻撃なら剣を持つのに、二人から見た龍之介は丸腰同然だった。
「魔物を殺した者が魔石を持つ権利があるんだぞ!」遠見櫓から聞こえてきた。
笑い声と共に。
協力しようとしないリーダーとエミリ。
仲間を呼ぶわけでなく、戦う訳でもない。
罠に気づいたときは、大群の魔物の群れ。
ワルサーを撃つ。
鳥や兎とは訳が違う。
ちょっとの魔力弾ではびくともしない。
羽の生えたやつから、緑色の魔獸までおり、数もバラバラ。
同じ魔獸でも色が違う魔獸までいる。
魔力を少し多く充電し撃つ。
弾け飛んで散り、魔石が地面に落ちる。
次から次に湧いてくる魔獸。キリがない。
遠見櫓の二人も、唖然としているようだ。
魔石が山になる。
赤色の熊みたいな魔獸が倒れない。
あとのザコを片付けて、熊に集中するが倒れない。
もう、百発以上は撃っているが倒れるどころか、元気に向かってくる。
遠見櫓から矢が一本飛んできた。
熊に刺さらず、当たって落ちる。
熊は怒って、遠見櫓に向かう。
リーダーの方に行ったから、龍之介は攻撃を止めた。
見物することにしたのである。
遠見櫓の下で赤色の熊が壁を叩いた。
壁が壁になっていない。
崩れ落ちる壁。
当然、その上に設置してある遠見櫓も崩壊した。
一緒になって落下してくる二人。
「危ない!」
咄嗟に、落下してくるエミリを受け止める。
惚れた弱味。エミリを抱き抱えるが衝撃のあまりに転がる。
赤色の熊から少し離れ、エミリを壁に凭れかけさせ落ち着かせる。
赤色の熊を見ると、青年リーダを爪で引っ掻き、踏みつけていた。
コルトをフル充電し、赤色の熊目掛けて狙い撃つ。