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異世界での出来事

第4章 VS 魔物

詰所に中年の男性が入ってきた。

「魔物狩りするときに使う、魔物寄せが森の入口に撒いてありました。」

意味が解らない龍之介。

「申し訳ありません。」

青年のヤマトが謝る。

「リーダーに言われて撒きました。」

「ばかもん!」

「村を危険に曝したんだぞ~!1つ間違えば、村が壊滅していたかもしれん。」

「魔物の数はどれくらいだったんだ?」

「あっ、魔石を数えれば判るかと。」

魔石を取りだし数え出す龍之介。

数えなくても解る、魔石の山。50以上はあるだろう!

「数えなくてもよいわ!」

大きな魔石を見つけて「その魔物はどんな魔物だったんだ?」

「これは最後に苦戦した、赤色の熊ですね。」

「レッドベアなのか?」

エミリが頷く。

「レッドベアなら、S級モンスターだぞ!」

「ですから、弓で応戦しましが歯が立ちませんでした。」

「うーん、どうやって倒したんだ?たしか、魔法は使えないと聞いたが。」

「はい。魔法は生活魔法だけしか使えませんが、魔力は人の百倍近くあるみたいですので、魔力発射装置を作りました。」

壊れた拳銃2丁を出して説明する龍之介。

「魔力をタマにして発射していろんな魔獸を倒したんです。」

「いろんな魔獸?どんなのが居たんだ?」

「なんか、羽が生えてるやつやら、緑色の魔獸に、猪みたいなやつから、狼までいましたね。」

「羽のあるやつ?どんなんだ?」

「赤色でトカゲみたいなのに羽がありました。3体は居ましたよ。」

「ガーゴイルまでいたのか?」

「ありがとう!この村を救ってくれて。」

「ガーゴイルにレッドベアだけでも、この村は全滅していただろし、多くの犠牲者も出ていたことだろう。」

「いい人が村に来ていただいて良かった。」

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