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異世界での出来事

第5章 都会へ

突っ込みどころ満載の試験。

(上級の患者から診ようよ。なんて、言えないな!優先順位を考えようよ。)

無事におわり、ギルトカードの提示を求められた。

ギルトカードを渡し、水晶の板?みたいなものに置き、ギルトカードを返された。



真矢 龍之介(18) Lv55

商業ギルド ランクD 金貨50枚 本年度税払い済

冒険者ギルド ランクS 21/100 二つ名:瞬殺の魔導師

教会ギルド 上級位 二つ名:速治しの治癒術者



二つ名が二つ。いや、洒落じゃない。

出てきました黄金のブレスレット。

「冒険者ギルドからも、貰っているのですが。」

左手を出して宣言した。

「ギルトカードを見せて下さい。」

「・・・・。」

「そのブレスレットを貸して下さい。」

ブレスレットを外して渡す。

水晶みたいな板の上に二つのブレスレットとギルドカードを置いた。



真矢 龍之介(18) Lv55

商業ギルド ランクD 金貨50枚 本年度税払い済

冒険者ギルド ランクS 21/100 

教会ギルド 上級位 

共通二つ名:瞬速の術師



書き換えられた。

そして、ブレスレットだが、白金に変わっていた。

それもゴージャスになってる。

月桂樹の葉で円形を型どり、頂きに王冠その下に薔薇の花が描かれていた。

その中央に

RANK:S・上級位

共通二つ名:瞬速の術師



なんだか、チャンピオンベルトを腕に巻いたような代物。

教会で治癒魔石を求めるだけが、とんでもないことになってしまった。

時計を見る。20:38。

まだ時間がある。


そのころ、冒険者ギルドと教会ギルドで龍之介の話題で賑わっていたことは

龍之介は知らない。



有楽街を一通り見て気になった店は、多くあったが

入ってみたい店は5店舗。

「踊り子」、「現実逃避」、「パラダイス」、「やりどころ」、「働き屋」

踊り子はストリップだろう、現実逃避?、パラダイス?やりどころは行ったし、

働き屋は閉店していた。どうやら、昼間に営業しているみたいだ。

理解不能の2店に入ってみよう!

まずは、現実逃避から。

扉を開けて、中に入ろうとした時だった。

「おかえりなさいませ!ご主人様!」扉を閉めた。

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