異世界での出来事
第7章 つくるぞ!カントリーパークを
準備するのに、こんなに苦労するとは。
資材だけでなく、人件費、材料費、光熱費。
持っている金貨をほとんど つぎ込まなくてはならなかった。
家の二階を住居とし、
1階に「診療所」「レストラン」「喫茶店」「みやげ物」
バスルームを「スパ」にして営業することにした。
それに使い終わった魔石を10個で銅貨5枚と交換または
スパ無料券にして魔石を回収することにした。
カントリーパークがダメでも魔石をギルドなり、みやげ物で売って資金を回収しなければ、人件費すら払えないかもしれない。
これは一種の保険として行わないと潰れてしまう。
これで後は働き手を確保するだけに。
夜になり、噂を聞きつけた村人が広場に集まりだした。
村長さんの話が始まり、俺の説明になった。
カントリーパークを簡単に説明したあと、
「レストランの食事担当3名。
ウエイトレス2名。
喫茶店に3名。
みやげ物売り場に2名。
スパに2名。
掃除係に3名。
加工職人3名。
受付に2名。
会計係に2名。
事務員1名。
雑用係2名。
全員で25名を採用したい。」
呆然と立ち尽くす村人たち。
しばらく待つが手を挙げるどころか、質問さえもない。
次第にボソボソ話し込んでいる村人。
気をもんだ村長さんが話しだした。
「いいか!よく聞け!働き場所ができたんだぞー!
大勢雇って貰えるんだぞー!お前らは働かないつもりなのか?
どうなんだ!働きたい奴は前に出ろ!」
すると、一人の中年男性が手を挙げた。
「ちょっと聞いていいか?」
「はい。どうぞ。」
「給金は貰えるんだろうな?」
「当然。お支払いします。」
「払えなかったらどうするんだ?」
「そこは、なんとしてでもお支払いします。」
「昨日、今日、来た者を信用できるか!」
「そうだ!そうだ!信用なんかできね!」
そう言って家に帰って行く。
「あいつらは青年の居る家の者たちじゃ。心配せんでええ。」
青年の居ない家の者だけが残っている。
そして、一人、また一人、前に進んで出てきた。
総勢12人。
全然足りない。後ろにはまだ20人以上はいるのに。
痺れを切らし、後ろの人たちのところへ。
もちろん。直談判しに。
絶対働いてもらわないと計画倒れになってしまう!
資材だけでなく、人件費、材料費、光熱費。
持っている金貨をほとんど つぎ込まなくてはならなかった。
家の二階を住居とし、
1階に「診療所」「レストラン」「喫茶店」「みやげ物」
バスルームを「スパ」にして営業することにした。
それに使い終わった魔石を10個で銅貨5枚と交換または
スパ無料券にして魔石を回収することにした。
カントリーパークがダメでも魔石をギルドなり、みやげ物で売って資金を回収しなければ、人件費すら払えないかもしれない。
これは一種の保険として行わないと潰れてしまう。
これで後は働き手を確保するだけに。
夜になり、噂を聞きつけた村人が広場に集まりだした。
村長さんの話が始まり、俺の説明になった。
カントリーパークを簡単に説明したあと、
「レストランの食事担当3名。
ウエイトレス2名。
喫茶店に3名。
みやげ物売り場に2名。
スパに2名。
掃除係に3名。
加工職人3名。
受付に2名。
会計係に2名。
事務員1名。
雑用係2名。
全員で25名を採用したい。」
呆然と立ち尽くす村人たち。
しばらく待つが手を挙げるどころか、質問さえもない。
次第にボソボソ話し込んでいる村人。
気をもんだ村長さんが話しだした。
「いいか!よく聞け!働き場所ができたんだぞー!
大勢雇って貰えるんだぞー!お前らは働かないつもりなのか?
どうなんだ!働きたい奴は前に出ろ!」
すると、一人の中年男性が手を挙げた。
「ちょっと聞いていいか?」
「はい。どうぞ。」
「給金は貰えるんだろうな?」
「当然。お支払いします。」
「払えなかったらどうするんだ?」
「そこは、なんとしてでもお支払いします。」
「昨日、今日、来た者を信用できるか!」
「そうだ!そうだ!信用なんかできね!」
そう言って家に帰って行く。
「あいつらは青年の居る家の者たちじゃ。心配せんでええ。」
青年の居ない家の者だけが残っている。
そして、一人、また一人、前に進んで出てきた。
総勢12人。
全然足りない。後ろにはまだ20人以上はいるのに。
痺れを切らし、後ろの人たちのところへ。
もちろん。直談判しに。
絶対働いてもらわないと計画倒れになってしまう!