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異世界での出来事

第7章 つくるぞ!カントリーパークを

「「はい。組みます。」」またハモってるし。

「Bランク以上の方がリーダーですので、星月様がリーダーです。それに、Sランクですのでパーティー名も決まってます。」

ミーナが「パーティー名を教えて下さい。」

「真矢様が瞬速ですので、瞬速です。」

「あのー、もう1人追加したいのですが。」

エミリにラーシアを呼んでくるように言う。

「大丈夫ですよ。パーティーは6名まで登録出来ますので。」

「ここに居ない人を入れること出来ますか?」

「カードがないとダメです。登録出来ません。」

「あぁ、スキアさんが登録出来ないんですね。」

「また、今度にしよう。」

ラーシアがやって来て、無事登録を済ませた。

冒険者ギルドを出て、商業ギルドへ。

ここでは両替するだけ。

とりあえず、銀貨と銅貨を大量に仕入れておく。

お釣りがいるし、硬貨で給金を払うとなると困るので。

白金貨は一杯あるのだが、カードでは支払えない。

大量の硬貨なので、ショルダーバック(マジックバック)に入れておく。

これで準備OK!

商業ギルトで、大通り公園広場での営業権を買い。

大通り公園広場の所定の位置で店開きした。

周りを見ると、野菜を売っている店は無い。

金物屋、雑貨屋、服屋、武器屋に防具屋だったので、

競争相手がいない。

いないけど、困った事が。

「野菜の値段をいくらにしようか?」

エミリが「全部、銅貨2枚が相場だよ。」

ミーナが「私たちは、いままで、その金額で買ってた。」

一個200円。高いような気もするが、その値段で売ろう。

「よし、銅貨2枚で売ろう。」

エミリ・ミーナ・ラーシアが売り込みの声を掛ける。

大通りに面した飲食店から人が出てきた。

大勢に囲まれて、野菜が売れていく。

銀貨2枚以上買っていただいた方には、牛の乳をサービスした。

そんなことをすると「牛の乳1杯おくれ。」

「牛の乳は売ってないんですよ。」

「ケチケチするなよ!牛の乳だけ売れよ!」

「銀貨2枚です。」

そう言い返すと、野菜を銀貨2枚分買ってくれたので

牛の乳をサービスした。

エミリに「牛の乳を銅貨5枚で売ったら?」そう言われたが

「入れ物が無いんだよ。だから、コップで飲んで貰うしかないんだ。」

売り出してから、1時間ほどで野菜が全部完売した。

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