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異世界での出来事

第8章 南領「バーク伯爵」

村をあげての盛大な祝宴となった。

酔っ払った、カケルが「エミリとミーナの武器のおかげだ!」

俺が作った武器で制覇したしたらしい。

カケル・ヤマト・ショウ・エミリ・ミーナの5人らしい。

セイヤは門番をしていたらしいので成人の儀はしてもらえない。

リーダーのハヤトは療養中で不参加。

そこで、副リーダーのカケルとミーナの結婚が決まった。

「ハヤトは復帰が難しいらしい。」

ハヤトの親がそう言っていた。

エミリに「ヤマトかショウと結婚しないか?」

そう言われていたから「俺たちはこの辺で、失礼します。」

俺の時とは違う。村の人達の対応だった。

ナーシャさんだけが「龍之介さんの時とあまりにも違い過ぎます。」

静まり返る番屋を後にした。

(ありがとう。ナーシャさん。)

ナーシャに心から感謝しながら自宅へ戻った。

(やはり、俺はよそ者らしいな。)

どれだけ印象を良くしようとしても、所詮はよそ者。

それより、気になるのが、今回頂いた土地だ!

南は広大な森なのである。

(これ、どこまでが、うちの土地なんだろう?)

測量できるかな?

王都よりも小さくしないと怒られるよな。

それに、バークの町よりも小さくしておかないと、また、いちゃもんつけられるよな。

明日から、また、大変だ!

今日はもう寝よう。

寝ていても、眠気に襲われない。

町の壁は、石積みにして、そうだ!熊本城の武者返し。

積み方は乱積みで、石の間にはコンクリートを流し込んで、頑丈にしよう。

それから、碁盤の目に町を作って、色んな店を並べて、その向こうに住宅地だな。

見窄らしい家は、この町には合わないので、住宅も建て売りにしよう。

どんどん出てくるアイデアを書くだけ書いていたら、そのまま机で寝ていたようだ。

朝、スキアにフェラされて起きて気付いた。

1発抜かれて疲れも吹っ飛ぶ。

とりあえず、人手が足りない。物が不足している。

村人は当てにならない。

やはり、奴隷を買うしかないのか?

測量できるだけでいいので、ボン・キュ・ボンのお姉さんがいいなぁ~!

考えて妄想が暴走してたら、俄然、やる気出てきた。

野菜を積んで王都に行こうか。

奴隷を買うので、売る物は多ければ多いほどいい。

ラーシアが白金貨6枚程度だったので、白金貨30枚程度は必要だろうな。

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