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異世界での出来事

第9章 なぜ、こうなった?

「働き屋」前回は夜だったので閉まっていたが、今日は、まだ昼前だ!

「こんにちは!」

「はい。」

奥から声がして支配人。もとい、奴隷商人が出てきた。

「今日は、どのような御用でしょう。」

「料理のスキル持ちを探しています。それと。。。」

「はい、解りました。すぐにお見せしましょう。」

(えっ、何も言ってないのに、わかったのかなぁ?)

「どうぞ、こちらへ。」

奥にあるカーテンを開けると、美女・美女・美女。

(解ってもらえたんだ。ニヤッ。)

(それにしても、女優さんみたいな顔しているし、スタイルいいし、脚長い。言う事ないじゃないか!)

ん。。。逆に選べない。

「料理のスキル持ちは?」

「3番だけです。」

「おぉ!なかなかの美女ですね。」

「ここだけの話ですが、今日は魔法使いも居ります。」

「魔術師が?」

「はい。ちょっと訳ありでして、奴隷になっております。」

「まぁ!そんなんだろうなぁ。魔術師なら、引っ張りだこだから、お金に困る事はないだろう。」

「その通りです。とある貴族の方を助ける事が出来なかったんです。」

「その人は何番?」

「ここには居りません。連れてきましょうか?」

「頼む。」

3番は確保して、8番の艶美に見とれていた。

フェロモン振り撒きっぱなしじゃないか!

8番ばかり見ていたら「11番が魔法使いです。」

(容姿は悪くない。俺と変わらないぐらいの歳だろう。)

「3番と8番と11番の3人。」

「まいど、ありがとうございます。3人で、80白金貨になります。」

「カードでもいい?」

「結構ですよ。」

支払いを済ませて、3人の奴隷契約。

カードにも記載され無事終了。

奴隷紋は3番と8番が臍の下に。11番が胸に刻まれた。

私財を半分ほど失ったが、また稼げばいいだけだし、労働意欲が増すのもいいだろう。

これぐらいの贅沢してもいいよなぁ!

働き屋を後にして、日用品を買わせる。

俺も今日は付いていく。

白のタンクトップ。ひとまわり小さいサイズで、スカートは短くして、パンツも小さいやつにしよう!

後は普通に買い物させて、魔術師にロッドを持たせる。

俺が買って使っていないやつを渡す。

「ありがとうございます。」

これで、王都での今日の日程は全て終了した。

町の広場の馬車まで戻る。

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