売り専ボーイ・ナツ
第4章 ボーイ仲間との日常
結局客につけないまま日が落ちてきた。
もう7時だ。
帰ろうかな・・・。
そう思っていたら、「エリート行こうよ」
思いがけずショウキくんに誘われた。
えっとぉ。
何となくコウさんの顔を見た
「行ってこれば?今日はヒロもいるだろうし」
コウさんに背中を押された。
ヒロさんというのが、エリートの店長的な人らしい。
コウさんのようなちゃんとした人だといいけれど・・・。
そんなことを考えて少し怖気好きながらも、俺はショウキくんに付いていってみることにした。
半日スタンバイして全く客が付かず、肩透かしをくらったようでそのまま帰りたくないという気持ちが大きかった。
時間はすでに7時。
少し腹が減っていた。
マンションを出て信号待ちをしている時に
「ショウキくん、飯は?」
俺からそう聞いてみた。
「エリートの近くに牛丼屋あるから、そこで食うよ」
それは「俺はそうする」という一方通行な宣言で、一緒に食おうと誘っているわけでもなければ、一人で食くから来るなと拒絶しているわけでもなく、俺はそうする、きみは一緒に食うも他で食うもご勝手に・・・と突き放すような言い方だった。
やはりこの人、苦手だ。
そう思ったが、きっとボーイ同士の付き合ってそういうものなんだろう。
そう思い直して、俺も彼と一緒に牛丼を食うことにした。
実はあまり牛丼屋で飯を食ったことがなかった。
食券のシステムがよくわからず、それとなくショウキくんの買い方をみてマネをした。
ただでさえ緊張しているのに、飯まで緊張するとこ選ぶなよな。
心の中で少し俺も毒づいた。
もう7時だ。
帰ろうかな・・・。
そう思っていたら、「エリート行こうよ」
思いがけずショウキくんに誘われた。
えっとぉ。
何となくコウさんの顔を見た
「行ってこれば?今日はヒロもいるだろうし」
コウさんに背中を押された。
ヒロさんというのが、エリートの店長的な人らしい。
コウさんのようなちゃんとした人だといいけれど・・・。
そんなことを考えて少し怖気好きながらも、俺はショウキくんに付いていってみることにした。
半日スタンバイして全く客が付かず、肩透かしをくらったようでそのまま帰りたくないという気持ちが大きかった。
時間はすでに7時。
少し腹が減っていた。
マンションを出て信号待ちをしている時に
「ショウキくん、飯は?」
俺からそう聞いてみた。
「エリートの近くに牛丼屋あるから、そこで食うよ」
それは「俺はそうする」という一方通行な宣言で、一緒に食おうと誘っているわけでもなければ、一人で食くから来るなと拒絶しているわけでもなく、俺はそうする、きみは一緒に食うも他で食うもご勝手に・・・と突き放すような言い方だった。
やはりこの人、苦手だ。
そう思ったが、きっとボーイ同士の付き合ってそういうものなんだろう。
そう思い直して、俺も彼と一緒に牛丼を食うことにした。
実はあまり牛丼屋で飯を食ったことがなかった。
食券のシステムがよくわからず、それとなくショウキくんの買い方をみてマネをした。
ただでさえ緊張しているのに、飯まで緊張するとこ選ぶなよな。
心の中で少し俺も毒づいた。