売り専ボーイ・ナツ
第2章 売り専への道
「そこにシャワールームあるから、そこで着替えてきて」
コウさんから渡された黒いビキニ。
シャワールームではいてみると、鏡に映る自分がなんだかマヌケで、恥ずかしいというより笑えた。
普段、水着はトランクスタイプ、下着はボクサータイプの俺にとって、三角形のパンツをはくのは小学校以来だ。
俺は、そんなビキニ姿でシャワールームから出た。
「じゃ、もう一度ベッドに座って」
2人は特に何を言うでもなく、撮影を続けた。
何度かポーズを変えながら写真を撮った。
女豹のポーズは、予想の範囲内だしさほど恥ずかしくなかった。
一番恥ずかしいのは、ベッドの上で膝だけついたポーズだ。
膝だけはベッドにつき、背筋を伸ばして少し体を反らせ、両手は背中にまわして組む。
カメラは斜め横から俺を撮る。
そうすると、胸、ウエスト、股間のあたりが強調されてみょうにエロい写真に仕上がった。
この写真を見て、客が俺とヤりたいと思ってくれればいいわけだ。
撮り終わった写真は、コウさんが初めの部屋のパソコンで少し加工し、あっという間にボーイ一覧のファイルにおさめられた。
細くてキレイなカラダが魅力の、期待の新人です!
そんな売り文句が添えられた。
年齢は、実年齢より少し若い18歳ということにされた。
そのほうが指名を受けやすいからだという。
「あとは、名前だよね。どうする?」
コウさんはそう言って俺の顔を見た。
コウさんから渡された黒いビキニ。
シャワールームではいてみると、鏡に映る自分がなんだかマヌケで、恥ずかしいというより笑えた。
普段、水着はトランクスタイプ、下着はボクサータイプの俺にとって、三角形のパンツをはくのは小学校以来だ。
俺は、そんなビキニ姿でシャワールームから出た。
「じゃ、もう一度ベッドに座って」
2人は特に何を言うでもなく、撮影を続けた。
何度かポーズを変えながら写真を撮った。
女豹のポーズは、予想の範囲内だしさほど恥ずかしくなかった。
一番恥ずかしいのは、ベッドの上で膝だけついたポーズだ。
膝だけはベッドにつき、背筋を伸ばして少し体を反らせ、両手は背中にまわして組む。
カメラは斜め横から俺を撮る。
そうすると、胸、ウエスト、股間のあたりが強調されてみょうにエロい写真に仕上がった。
この写真を見て、客が俺とヤりたいと思ってくれればいいわけだ。
撮り終わった写真は、コウさんが初めの部屋のパソコンで少し加工し、あっという間にボーイ一覧のファイルにおさめられた。
細くてキレイなカラダが魅力の、期待の新人です!
そんな売り文句が添えられた。
年齢は、実年齢より少し若い18歳ということにされた。
そのほうが指名を受けやすいからだという。
「あとは、名前だよね。どうする?」
コウさんはそう言って俺の顔を見た。