アップルパイと君の隣で
第17章 メールを送るには
「そうなのよ~佳奈ちゃん今まで複数での仕事が多かったじゃない?写真集出さないかって話の前に誰かと組ませてみたら?って話になってね。誰が良いのか悩んでた時に佳奈ちゃんに憧れて!なんていう子が来たもんだから」
ルックスとやる気は申し分ないしね~と話す。
「そうだったんですか...ファンって私まだまだ新人なのに...」
憧れてこの仕事に!なんてのはいくらなんでも想像すらしていなかった。
と言ううかこんな何もかも持っているような美少女が私のどこに憧れる要素があったのだろう?
「そんな事は関係ありません!」
「え?」
「佳奈さんは凄いんです!!可愛いくて色っぽくて...!私今までグラビアとかほとんど興味なくて、佳奈さんを最初見かけたのも本当たまたまだったんですけど、一目でこの人だ!って思ったんです!そのくらい佳奈さんには魅力と才能があるんです!」