普通×地獄=不幸↓
第1章 最初の夢と現実
長男も夏休みになって、学校に毎日就職活動で行っている。長男は、東京の電気関係の仕事に決めているようだ。履歴書の書き方を教えてもらっているらしい。私は、家で何もしないでいる。情けない。前に働いていた特殊土木建設会社の人から電話がかかってきた。その人は、今は違う建設会社で働いていた。人が足りなく、私に来てくれないかと話しがきた。私は、免許取消のことや病気のことを話した。相手は、その話しを聞いて残念そうにしていた。もし、病気や生活状況が落ち着いたら、また一緒に働こうと言われた。有り難いことだったが、もう私には戻ることは考えていない。何か新しい仕事を探して、環境を変えて人生をやり直すことだ。妻に言った。私とは、時期をみて離婚を考えてほしいと。自分勝手かもしれないが、これ以上迷惑をかけたくない。