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天然にケダモノ

第4章 家出の梨原



図書館からの出来事から数日経った今でも生活に変化は見られていない。


梨原も相変わらず梨原ワールド炸裂で俺は手を焼いていた



「梨原」

「はい」


放課後、机を挟み梨原と向い合って話していた


「いい加減、空が綺麗で帰ろうとしないでくれないか悩みでもあるのか?」

「先生」

「ん?」

「少し顔丸くなりましたね」


(だから~~~)



しかもちょっと最近、自分が気になってることをさらっと言われた







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