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愛は要らないから…

第8章 堕落



「ごめん…やり過ぎた…」

「ううん。

なんかあった?」


あれからやっと落ち着いて
ベッドで横になりながら眠る前に大和に質問をした

だけど無言のまま

何も答えてはくれなかった


「まあ、いいけどさ」


俺の時もそう
大和は俺みたいに何も訪ねてくること無かったもんな

大和がそうゆう行動をとるってことは
今みたいな時はそっとされたいのかも


だけど質問じゃなくて
俺が言いたい事は言ってもいいよな…?

そう思って俺は話を続けた


「今日みたいなの、俺は受け止めるよ。
だから、謝ったりとしなくていいから」

「…………うん…」

「あ、あと呼び出していいから実家は…やめよ?」


俺は
困ったようにははっと笑うと、そう伝えた

さっきも完全やばかったもん…


「うちだってお隣さんいんのに、なに言ってんだか」

「それとこれとは…!」


俺は急に恥ずかしくなってしまった

いや、うるさくしようとか思ってないし
1度も声を抑えなくてもいいやー 、なんても思ってないけどさ!

ちょっと控えようと思うこともあまりなかった…

お隣さん…筒抜けだったり?
ほんまにどうしよ!


「っ―――!おやすみっ!」


もう聞かれてるならしゃーねぇよ!どうにでもなれ!の精神で俺は頭まで布団を被った



結局あまり寝れなかったのは
言うまでもない…

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