愛は要らないから…
第9章 恋愛感情
「っ…あっ」
いきなり大和の指が俺の乳首を服の上から弄ってくる
「なに、っ…いきなり…」
「妬いた」
「はぁ?…く、ふっ……意味分かん、な…」
「じゃあ…眠気覚まし?」
「もっと意味…ぁっ……わかんねぇし」
元々後ろから抱き付かれてて
身をよじるも全く逃げれない
「俺は秋の方が可愛いと思うけど」
「うるさっ…いい加減に…」
だめだ…
これ以上は頭の方まで抵抗できなくなる…っ
「ああぁーーーー!!」
テレビの中で叫び声が聞こえて
そっちに意識が持ってかれた
大和も手の動きが止まったみたいだ
何だかんだで大和も早希ちゃんが好きなんだよな
お陰で助かったといえば助かったけど
一人でほとぼりを冷まさなきゃいけないはきついかもしれない
弱々しく笑いながら
俺もテレビの続きを見てればおさまると信じて
二人で視聴した