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愛は要らないから…

第9章 恋愛感情



「確かに…なに大人ぶってんのかね」

「こんなかで一番大人やん、長男やん」

「大和は大人だからなにもしないってより…

めんどくさがってるだけじゃね?」

「それな!」


俺の意見に共感した妹は一緒に笑った

それでもなにも反論しない大和は本当にめんどくさがり屋な一面が出ていて

更に俺達の笑いを誘った


「さてと、年も越したことだし
私は初詣友達と行く約束してるから出てって。」


妹の準備の邪魔をしないように

俺と大和は親のいるであろうリビングに向かい
ある程度テレビを見たり、雑談してから眠くなるまで自分の部屋に戻らなかった

眠いと言っても
俺が一番先に寝ることになったんだけどな

お正月とかみんなテレビ見続けたり、外ではしゃいだりオールとかするんだろうな…



まあ、あのままリビングにいても寝てしまうだろうし
年が変わる瞬間だけでも起きてればそれでいいからこれでいいや。





一富士二鷹三茄子

いい夢が見れますように





そう思いながら一人、自分のベッドで横になって目を瞑った

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