愛は要らないから…
第9章 恋愛感情
「うーむ…何にしようか……」
毎年定番のいちごがたくさん使われたパフェに
冬だからこそ食べれる
冷たいアイスと温かいコーヒーが合わさったアフォガード
あ、でもそれなら
熱々のアップルパイにアイスがついてるやつも美味しそう…
つか、デザートはまた今度にして
お昼の分、分けてもらったけど全然余裕あるし
ハンバーグとか食べようかな…
俺らは朝放課後約束した通り。
何個か候補があった中でも厳選して、とあるファミレスに行くことにした。
「俺、いちごパフェ!」
そしてなぜか荒井も一緒にいる…
てか、
「それ俺も食べたかった…」
「まだ決まってないだけだろ」
「だって全部美味しそうだし…」
「悩んでも、どうせまた行って一個ずつ食べるんだろ?
こいつ制覇するまで食うからさ」
「へぇ…じゃあ本当に悩むだけ無駄だ…」
「うるさいなぁ…」
どうも調子が狂う
なぜかこの二人息が合うとゆうか、すぐ意気投合してさ
俺をネタに話が盛り上がるし
一種のいじめだ…なんて冗談っぽく思いつつ
またメニューに目をやった