愛のカタチ
第3章 ON~カウンセラー×生徒~カモフラージュ編~
和「んん...っ、ぁ」
奥まで解さなきゃと俺の中を撫でる。
和「ん、く...」
中に入った指は、俺の跳ねる場所を度々掠めながら奥に進む。
和「ん、ぁ...、せん、せ」
その場所に集中させない。
奥をマッサージするように解しながらも度々掠めるその技は、俺の反応を見ながらわざとやっているんだ。
智「ふふ、焦れったいでしょ? 腰が疼いてる...」
やっぱりだ。やっぱりわざとなんだ。
和「っ、はぁっ、ん...」
智「焦っちゃ駄目だよ。ちゃんとしとかなきゃ出来ないからね」
和「ん、んんっ」
そんな事言われたって。
さっきは先生の咥内でイキそうになったところを寸止めされたし。
疼いてどうしようもなくなった時に掠めてくる刺激は絶妙すぎて。
和「せ、んせ、も、そんなの続けちゃ、おかしくな...」
イキそうなのにイかせない。
イキたいのにイかせてくれないんだ。
智「もう少しの我慢だよ...」
我慢は身体に悪いって先生が。
智「そろそろ、もう1本入りそうかな...」
和「え...」
もう1本てなんだ。
和「ん、ぁ」
そんなの聞いてないぞ。
和「んんっ、く...」
そこまでちゃんと調べてなかった。
そうか、そりゃそうだ。
あんなデカいの入れるんだから、指2本くらい入らなきゃ駄目なんだ。
和「あっ、ぁ」
焦れったい刺激が途端に強さを増す。
撫でるようにそろそろと指を動かしていたのに、ぐぐっと圧迫感を増した指は、俺の内壁を強く刺激するんだ。
智「俺を想像して解してたの? ...反応が良くて愉しいな...」
和「だっ、から、想像なんてしてないって…っ」
想像してたなんて恥ずかしくてバレたく無いんだ。
これだけは意地でもシラを切り通さないと。
智「ふふ、嘘ばっかり」
だけどバレてるんだろうな。
智「俺のこの指、好きなんでしょ? それくらい、見てればわかる...」
迷いなんて無い。
悩みなんてしないんだ。
当たってるでしょと言わんばかりに言い切るんだ。
その自信たっぷりな台詞に俺の減らず口が閉じてしまう事も、先生は知ってるんだ。