愛のカタチ
第3章 ON~カウンセラー×生徒~カモフラージュ編~
和「ぁっ、あぁ...っ、は」
智「ふふ、この動き、似てるかもね。ちゃんと慣れるんだよ?」
俺に押し入った2本の指で、中を出たり入ったりするんだ。
和「ん、ぁ...っ、あ」
智「随分柔らかくなったな…」
寝転ぶ俺の足の間に入り、先生は俺の後ろを触ってた。
起き上がらせた体から視線を落とし、俺の跳ねる身体を見ていたんだ。
でもその身体をぐっと曲げて俺にピタッと張り付いて。
智「苦しかったら言えよ?」
和「え...?」
間近で俺の顔を覗いて言う。
和「ん、ぅ...っ」
智「苦しい?」
和「ん、ん...っ、はぁっ」
これは指だ。
入った指が、なんだか更に圧迫感を増した。
智「こうしといた方が、楽になるから...」
そう言いながら俺の首に吸い付き、俺の緊張を解そうとしてる。
智「ほら、力抜け。ゆっくり進むから...」
和「は、はぁっ、ぁ」
指を更に増やしたんだ。
3本にまで増えた指は俺の中を埋め尽くして。
少しづつ、少しづつ奥に辿り着こうとしてる。
智「怖がるな。無茶はしないよ...」
和「ん、ふ」
大人の余裕とも言える台詞を吐きまくっていたのに、その声は急に優しくなって。
その熱い舌で俺の唇を優しく撫でた。
和「んん...」
優しく撫でるとふんわりと俺を包み込んで。
そろりと俺の咥内に入ってくるんだ。
和「ふ...」
その舌と後ろの指はまるで連動しているようで。
優しく俺の舌を絡めたと思ったら、後ろの圧迫も少し進んで。
俺の舌をゆっくり舐めれば、その指も静かに俺の中を撫でた。
智「少し動かすよ...?」
先生の体温も上がり、漏れる息もいつの間にか熱い。
そしてほんの少しだけ荒くなった息遣いを殺して、俺に柔らかい声を聞かせる。
智「いいよ、掴んで。お前の力なんて痛くないから...」
柔らかい声と熱い刺激に痺れて。
何かに縋りたかった。
でも痺れてるから手もちゃんと動かなくて。
そんな俺の手を取って先生の腕に掴まらせたんだ。
お前の力なんて痛くない。力いっぱい掴んでいいよと柔らかい笑みを見せながら。