愛のカタチ
第3章 ON~カウンセラー×生徒~カモフラージュ編~
俺の日頃の成果か先生が丹念に解した賜物か。
俺は先生の熱を根元までしっかりと飲み込んだ。
和「ぁ、は...」
ぐぐっと奥まで押し込むと、先生は動きを止めてじっと耐えてる。
智「っ、中がピクピクしてる、よ」
動かしてもいないのに、俺は疼いてた。
先生の熱が俺の敏感な場所をじんわりと温めて、それだけで俺は疼いてたんだ。
智「...そんなに欲しい? 見かけによらずエロいな」
和「っ、ぁ」
やはり自分で慣らしていたせいなのか、俺は自分でも驚く程の刺激を感じた。
和「あ、ぁ」
ずるずると引き抜かれていくその熱。
和「ん、ぅっ」
かと思えばぐっと戻ってくる熱に、俺は翻弄される。
智「ガキでもそんな顔出来るんだな…」
目を細めてその刺激を受ける。
硬直した身体はいつしか脱力して、先生を掴む手だってもう落ちそうだ。
和「んん...っ」
俺を見ながらその動きに緩急をつける。
和「っあ、は...っ」
俺が震えると、その刺激は更に強くなって。
和「あぁっ、せ、んせ」
また掴む手に力が篭るんだ。
智「っ、そ、んな、掴むなって」
和「だ、だって、っく」
掴んでるのは何も腕だけじゃない。
俺の中で、先生の熱を掴む。
先生が掴むなと言うのはきっと、そっちの事だ。
和「っはぁ、はっ、ぁ...」
息も絶え絶えとはまさにこの事かもしれない。
荒い呼吸は浅く、心臓がはちきれそうなんだ。
智「っ、は...」
先生だってその呼吸を殺せなくなってきている。
少しずつ動きを増し、首筋に太い血管を浮かばせて汗を滴らせるんだ。
智「やべぇな...、こっちが翻弄されそうだ...」
熱くて荒い息遣い。
それは紛れも無く焦りを堪えた声で。
和「んんっ、ふ...」
俺が受ける刺激を増やしてくるんだ。
智「もう、我慢しなくていいよ…。好きな時にイけばいい...」
俺の中を硬い熱で掻き混ぜながら、温かい手で俺の胸を撫でる。
和「ん、ぁ...っ」
その荒い息遣いを耳許に吹き込みながら、俺の耳朶を甘く噛むんだ。
もっと、もっと先生の声が聞きたいのに。
だからもっと我慢したいのに。
お願い先生。もう少し、俺を我慢させて。