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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第7章 ~一区切りの結末~

◇花音学園・屋上◇

-研磨視点-

「お前ら、どうしたんだ?」

教室を出て、蛍と聡から話があると一緒に屋上まで来た。

「研磨、あのチビっ子以外にも友達が増えたんだな」

「良かったじゃないか」

2人は、歩以外で工藤と堀川が俺の友達になったことを、喜んでくれている。

「わざわざ、それのために屋上に来たのか?」

「いいや」

「本題は、ここからだ」

いつになく、真剣な眼差しを俺にむける蛍と聡。

「研磨さ
もう、今を最後に俺らと連むのやめろよ」

「はあ!?
何で!?」

聡の言葉に驚くと、蛍が俺の両肩を掴む。

「良いか?
研磨、今日でヤンキーを卒業するんだ」

「えっ、ちょっ…。」

「俺と蛍には、ヤンキー仲間しかいない…。
でも、研磨にはチビっ子と教室で一緒に居た、2人の友達がいるじゃねえか」

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