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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第2章 ~腐男子友達~

「じゃあ、それともう1冊はこれかな♪」

自由な彼とお節介の幼なじみ、幼なじみモノのBL漫画。

「研磨君は、何か良いのあった?」

「俺は、この3冊に決めたぞ!」

研磨君が手に持ったBL本。

挿性(そうせい)のシコエロオン、某ロボットアニメのBLアンソロ。

お前は俺のモノだ、ヤンキーの先輩×ツンデレヤンキーの幼なじみの後輩モノか。

暗黒の支配者(ダークネス・マスター)のアイツが好き、中二病モノのBLか。

「研磨君って、好きな萌えジャンルとかないの?」

手に持ってるBL本を見る限り、CPとかシチュとかバラバラだけど。

「俺は、特にこだわりとかないぞ
好き嫌いの絵はあるが、良い思ったのは読むし」

「そうなんだ」

「でも、強いて言うならヤンキー攻めは譲れねえな♪」

僕、ヤンキーは受けしか無理だったけど、最近になってちょっとイケるようになった。

「レジに並びに行くか?」

「まだ、もう少しBLコーナー見たいかな」

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