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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第3章 ~研磨VS真~

家がある方へ指を指そうとした時、家の前に空手の稽古帰りの真が立って居る。

さらに、真は僕達に気付いて血相を変えた表情で駆け出し、研磨君に殴りかかる。

「はあッ!」

「うわっ、いきなり何だよ!?」

真の拳を避けた研磨君は、真の目に目掛けて目突き(ビルジー)で応戦する。

「ッ!?」

真は、研磨君の貫手を避ける。

「甘いぞ!」

しかし、研磨君はすかさずフックキックを真の頭に放つ。

「ジークンドーか…。」

研磨君の格闘スタイルがわかり、フックキックを避けた真は後方に下がった。

「コイツ、全部かわしやがった」

「ジークンドーですか
実際に、お目にかかれないと思っていた格闘技…。」

あっ、真の好戦的な性格にスイッチが入った。

「一度は、ジークンドー使いと戦ってみたいと思ってました」

真は、再び研磨君に拳を突き出す。

てか、何で急にバトルモノになってるんだろう?

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