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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第5章 ~お試しSEXからの告白~

「おう、空手の稽古頑張れよ~♪」

俺は、真と別れて歩の家へ向かって歩いた。

◇日向家の前◇

日向家の前に着いた俺は、家のインターホンを押す。

インターホンを押し、少ししてドアが開いた。

「研磨君、わざわざありがとう」

家の中から、パジャマ姿の歩が出て来た。

「いや、良いって
それより、頭痛と立ち眩み大丈夫か?」

「大丈夫だよ
心配かけてゴメンね」

申し訳なさそうに謝る歩。

「いや、俺の方こそゴメン…。」

そもそも、俺を庇ったせいでこうなったんだ…。

「せっかく来たんだから家に上がる?」

「良いのか?」

「真も出かけたし、お父さんとお母さんは仕事で1人だから」

「わかった、お邪魔します」

歩のご好意に甘えて、日向家に上がることにした。

◇日向家2階・歩の部屋◇

「これ、お見舞いの同人誌2冊」

同人誌2冊が入った袋を渡すと、歩の表情がパアッと明るくなる。

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