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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「わかった、今日見たことは誰にも言わねえよ」

「「ッ!?」」

「研磨君…。」

研磨君の返答が予想外だったのか、ビックリしている工藤君と堀川君。

「誰だって、知られたくないことの1つや2つは、絶対にあるだろ
たとえ、ダチ相手だろうと」

「梶…。」

「あ、ありがとう…。」

「そうだ、新刊3冊買うよ」

本来の目的を思い出し、2人に新刊3冊を指差す。

「1500円ね」

お金を払い以下略。

「なあ、2人共
昼飯はもう食べたのか?」

「いや、まだだけど」

堀川君の質問に答え、次に工藤君の口が開く。

「もう少ししたら、完売するからさ
良かったら、4人で一緒に昼飯でも食べないか?」

「…良いのか?」

工藤君の誘いに、自分も良いのか確認する研磨君。

「こんなこと言うのもアレだけど、梶って見た目ほど悪い奴じゃなさそうだし」

「日向が、お前と仲良くしてた謎も大体解けたから」

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