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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「梶さえ良かったら、俺と堀川とも腐男子友達になってくれないか?」

「日向とも、腐男子友達になりたい」

「うん、喜んで」

僕も、工藤君と堀川君と友達になりたかったし。

「……。」

しかし、研磨君はまだ黙ったままだった。

「散々、陰口叩いて厄介者扱いして勝手なのはわかってる」

「良い奴ってわかった途端、手のひら返されて気分害したのならゴメン
でも、梶と心の底から友達になりたいと思ってる」

2人は、本当に研磨君と友達になりたいと思ってるんだ…。

「でもよ…。」

ここで、研磨君がようやく口を開く。

「俺と一緒に居ると、お前らも変に見られるぞ」

あぁ、それを気にしてさっきからずっと黙ってたのか。

「俺達は、大丈夫だから気にするなよ」

「そうだよ
言いたい奴には言わせておけばいい」

「工藤君と堀川君の言うとおりだよ
研磨君と一緒に居たいから居るんだから」

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