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好きにさせてはいけない

第2章 慣れてきた頃




しかし、応援してくれる人が増えるのは悪くない。

厄介な人だとめんどくさいけれど、写真を一緒に撮ってもらえればバックがつく。


稼げる。




しかし、わたしは純粋にメイドカフェのメイドという仕事を経験してみたかっただけなので、正直お金は時給さえ発生すれば良いと思っている。




今日配っているチョコレートも、
メイド1人1人のサインを有料で入れることができるシステム。


サインを入れれば入れるほど
バックがつく。





「みるくちゃん。チョコレートちょーだい。笑」


「あっゆうく〜ん!あげるあげる〜っ!!きてくれてありがとう」



相変わらずピアスに髭を生やした「ゆう」さんはみるくさんに会いに来たようだ。



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