
好きにさせてはいけない
第2章 慣れてきた頃
「あ、ゆいなちゃんだ。久しぶり。ゆいなちゃんからもチョコレートもらっちゃおーかな。」
「えっわたしのですかっ??!」
「ゆいなちゃんかわいいから。仕方ないからもらってやるよ。」
「あっ、ありがとうございます!」
いつも可愛いと褒めてくれるゆうさん。
容姿が良いせいか
全然悪い気がしなかった。
「はい、チョコレートです。いつもありがとうございますっ」
「ありがとう。」
ゆうさんの手には2つのチョコレート。
みるくさんのと、わたしの。
ゆうさんに認めてもらった気分になり、嬉しかった。
