嵐しょーせつ。Part2
第14章 ありがとう
あの泊りから数日、、、
あいつらは、あれからバイト先に遊びに来たり家に来たり俺が寂しくならないようにしてくれた。
和「いらっしゃいませー。」
智「おっ!やってるやってる笑」
和「智、、、」
今日は、智が遊びに来てくれた。
智の服は絵の具だらけで、、、頑張ってるんだろうなと努力の証がにじみ出ていた。
智「今日、4人で家に行ってもいい?」
和「、、、え?別にいいけど、、、」
智「いつもの時間に終わる?」
和「今日はいつもより1時間早い。」
智「じゃ、このコンビニの前にいるね?」
和「あっ!待って!」
俺はお客さんがいないこと確認し、更衣室に戻り、、、
和「これ、俺の家の鍵。先に入ってて。」
智「ん、わかったー!じゃあ後で!」
そう言って智は、お店から出た。
あそこに住んでいた時は、毎日のようにあいつらと一緒で、朝も放課後もいつも一緒だった。
だけど、今はたまにしか会えなくて寂しかった。
和「なんか、お酒でも買ってこうかな、、、」
あいつらに何か買ってこう。
バイトが終わり、近くのスーパーで買い物した。
和「ただいまー。」
雅「おかえり!」
家に帰ると、もうあいつらはそこにいた。
そして、ちゃんと俺の居場所を作ってくれている。
雅紀と潤の間は少しだけ空いていたからそこに座った。
和「ん。これ」
俺は買ってきた弁当やらお酒やら机に出した。
和「4人が好きなもの買ってきたよ。」
唐揚げ、貝の刺身、、普通の刺身。ハンバーグは俺が好きだから買ってきたけど、、、
潤「わぁ!スゲー!うまそー!!」
5人で食べるとあっという間に食べ終わり、お酒を飲み始めた。